03 光ってそもそも何?
光とは
光とは
空間を伝っていく波の一種です。光が1回振動する間に進む距離の事を波長といい、ナノメートル
(nm =10-9m)という単位で表現します。
光は波長1nm~1mmの電磁波であり、そのうち人間の眼は波長380nm~780nmの光を識別する事ができるといわれています。人間の眼で識別できる波長の範囲を可視光線と呼び、その範囲より長い波長の光を赤外線、短い波長の光を紫外線と呼んでいます。
紫外線とは
太陽から放射される電磁波の一種であり、一般的に波長が1nm~380nm(400nm)以下の光のことをいいます。 波長は軟X線より長く、可視光より短い不可視光線で、波長領域によってUV-A、UV-B、UV-Cに区分されます。
尚、波長200nm以下の紫外線は酸素分子や窒素分子などの吸収帯にあたるため、大気中では吸収されてしまい、真空状態下のみでしか透過しないため真空紫外線といわれています。(遠紫外線ともいう) また、一般的に波長0.1nm~10nmは軟X線と呼んでいますが、真空紫外線との波長範囲が明確に定義されていないため、波長1nm~10nmについては両方の呼び方をされる場合があります。
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