02 UVを基本から解説
-
02 UVを基本から解説
フォトンとフォトンエネルギーとは
フォトンと、フォトンエネルギーについて解説いたします。 フォトンとは フォトンは、光やその他の電磁波を構成する基本的な粒子です。 フォトンは光の最小単位であり、エネルギーと運動量を持っています。そのため、光は波としてだけでなく粒子としても振る舞うとされています...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
UVによる乾燥・硬化
UV硬化とは UVキュア(紫外線キュア)、UV乾燥(紫外線乾燥)とも呼ばれ、紫外線硬化樹脂などへ、紫外線を照射することで光重合反応が起こり、液体から固体となるプロセスのことを指します。UV硬化のメカニズムは、光重合反応が樹脂内で起こり液体が固体に変わることをいいます。 ...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
UVの透過率
通常、窓などに使用されているガラスは可視光線から近赤外線をよく透過します。可視光線では透過率90%(板厚3mm程度) 程度、反射率8%程度で残り2%は材料に吸収されてしまいます。紫外線では透過率が大きく異なり、400nm付近では90%近い透過率がありますが、350nm付近で40%...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
UVの測定原理
紫外線センサーは紫外線シリコンフォトダイオードを主要部品としています。このフォトダイオードのPN接合部に紫外線を含む光が当たると電子と正孔が生まれます。電子はN型領域、正孔はP型領域へと移動することにより電流が流れます。電流は紫外線の強さに比例するため、紫外線強度に応じた電流値の...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
紫外線硬化樹脂の硬化のメカニズム
紫外線硬化樹脂は、モノマー(単量体)、オリゴマー(少数のモノマーが結合した重合体)、光重合開始剤、添加剤(フィラーや紫外線吸収剤など)で構成されています。種類は大きく分けてラジカル重合型とカチオン重合型の2種類に分類されます。紫外線を照射すると開始剤からラジカルが発生して反応が開...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
低圧Hgランプと高圧Hgランプ
低圧Hgランプと高圧Hgランプについて解説いたします。 低圧水銀ランプ 低圧水銀ランプは水銀の共鳴線(185 nmまたは254 nm)を効率よく放射させるために点灯中の水銀蒸気圧が100Pa以下となるよう設計された放電ランプのことです。発光管には、主に棒状のガラス管が...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
UV(紫外線)とオゾン
UV(紫外線)とオゾンについて解説いたします。 オゾン(Ozone)とは 大気中に気体としてわずかに存在する酸素の同素体です。化学式はO3で、酸素原子(O)と酸素分子(O2)が結びついている構造です。また、大気中のオゾンの90%以上は成層圏にあり、オゾン層と呼ばれてい...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
紫外線(UV)の種類と波長域
紫外線(UV)の種類と、その波長域について解説いたします。 UV-Aとは 太陽から放射される波長315~400nmの光であって、大気圏でほとんど吸収されないため、ほぼ99%が地表に到達しています。 人体に与える影響として、表皮にある淡色のメラニン色素を濃い色に変...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
UV光源の構造
弊社が取り扱うUV光源は、UVランプを用いたUVランプ光源、UV-LEDを用いたUV-LED光源の2種類に大別されます。 UVランプ光源の構造 UVランプ光源は一般的(オプションによって構成は異なる)に、ランプを点灯させるためのランプ電源部、楕円ミラーを用いてランプ...詳しくはこちら
-
02 UVを基本から解説
UVランプの発光波長
紫外線を放出するランプには主として水銀が用いられています。紫外線は水銀の蒸気中のアーク放電によって放出されます。 水銀の輝線スペクトルを主としているため、放出される光の波長は185nm、253.7nm、296.7nm、302.1nm、313.1nm、334.1nm、365n...詳しくはこちら